横浜市環境保全局 環境にやさしいまちづくり課は、地球温暖化など環境問題への取り組みとして、2006年度末までに運転開始を目指している大型風力発電設備の建設場所や事業手法の基本的な方針を発表した。建設予定地は瑞穂ふ頭(神奈川区鈴繁町)の市有地で、高さ約120メートル、羽根の部分の直径が80メートル、最大出力2000キロワット級の大型風車を建設する。予定地の瑞穂ふ頭は、事業採算性の面で有効な風力が見込まれるとともに、横浜港の内港の中心に位置し、都心部から見やすく、多くの市民が日常的に風車に親しめるとして選定された。財源は国の補助金の他、「ミニ公募債」の発行や「グリーン電力証書システム」などの市民や市内企業などが直接事業に参加することができる新しい取り組みを採用することにより、一般財源(市税)に依存しない事業とする方針。横浜市環境保全局 環境にやさしいまちづくり課 大型風力発電