元町の老舗仏料理店「霧笛楼」(横浜市中区元町2)で2月14日、フランス料理と無声映画を楽しむ「第10回 活弁シネマライブ」が開催される。
活弁シネマライブは同レストランが年に2~3回行っている人気イベントで、10回目の開催となる今回は、世界で幾度となく映画化されている若き法学士の情熱的な恋愛を描いた「椿姫」と、世界三大喜劇王チャップリンによる脱獄囚の逃亡劇「チャップリンの冒険」の2本立てを上映する。
当日は、スクリーンに合わせて即興で活動弁士・佐々木亜希子さんがナレーション、永田雅代さんがピアノを演奏。映画鑑賞後は、レストランで季節の食材を利用した霧笛楼オリジナルメニューを味わうことができる。
シネマ上映=14時~(受付開始13時30分)、食事=16時~。料金は8,000円(料理、1ドリンク付)。会場は霧笛楼3階シルクルーム。
同レストランでは3月末まで、フランスのワイン産地・ロワール地方(ペイ・ナンテ地区、アンジュ・ソミュール地区、トゥーレーヌ地区、中央フランス地区)の特色あるワインをそろえる「ロワールワインフェア」を開催している。
同レストラン総支配人の伊藤修二さんは「活弁シネマは弁士さんによって言い回しや雰囲気が異なるのが魅力。佐々木さんは新しい世代に向けた新しい形の弁士付き無声映画の世界を展開する人気の弁士さんです。変幻自在の七色の声をぜひお楽しみください」と話している。