「横浜市開港記念会館」(横浜市中区本町1)で2月19日、地域活動のきっかけづくりを目的とするイベント「第25回中区社会福祉大会 つながる、つなげる、なかくのわ」が開催される。
同イベントは、地域でさまざまな活動をする団体の事例発表や展示を通して地域への関心を促し活動の機会を提供することが狙い。
2部構成で、第1部は「社会福祉功労者顕彰」、第2部では地域福祉保健活動団体による発表会を実施。発表団体は、高齢者を対象に日ノ出町発祥の西川オルガンの伴奏で親睦活動を続ける「くつろぎサロン憩」、健康づくりをしながら公園の芝生の手入れなどをする「山下公園健康づくり運営委員会」、閉じこもりがちな女性やその家族とともに地域で集える場づくりや交流活動をする精神保健福祉ボランティアグループ「かもめサポート すみれくらぶ」、青少年の健全育成のために子育て支援活動をする「中区更生保護女性会」。
会場では、団体の事例報告のほか、ステージのピアノ伴奏に合わせ、童謡や唱歌を歌い、ラジオ体操などをする予定。手話通訳あり。
また、各地域ケアプラザなどの活動を紹介するパネルの展示や、福祉団体による作品販売を行う。参加団体は、はだしの邑、百合の樹、バード&風のバード、ほっとスペース関内、ろばの家、ライフサポートステーションPWF、チャレンジ新生、シャロームの家、シオン、精神保健福祉ボランティアグループ かもめサポートの10団体。販売品は生活雑貨などの手芸品やお菓子で、かもめサポートさんによる「花花カフェ」も出店する。
中区福祉保健課事業企画担当係長の鳥居俊明さんは「各団体の発表とともに、来場者の方々に周りの人とつながる『一歩』に向けたヒントをお伝えし、いろいろな活動の継続につなげていただくことが狙いです」と話している。
主催は中区役所、社会福祉法人横浜市中区社会福祉協議会。開催時間は13時30分~16時(開場13時)。第1部=13時30分~14時15分。第2部=14時30分~16時。対象は中区内在住、在勤、在学者で入場は無料(事前申し込み不要)。