横浜美術館(横浜市西区みなとみらい3)2階の「子どものアトリエ」で2月20日、小中学生を対象としたGoogle(グーグル)のロゴデザインコンテスト「Doodle 4 Google」の表彰式が行われる。
コンテストは日本では初開催。Google社はこれまでにイギリス、アメリカ、オーストラリア、中国などで実施してきた。「doodle(ドゥードゥル)」は「いたずら書き」の意味で、祝日や記念日などにGoogleの検索ページに表示する遊び心あるデザインのロゴを「Doodle」と呼んでおり、一般的には、Googleのホリデーロゴとして知られている。
今回は「私の好きな日本」をテーマに全国の小中学生から募集を行い、6万8千点以上の作品が集まった。全国を10地区に分け、小学校低学年、高学年、中学生の3部門に分けて選考とユーザーによるオンライン投票を実施し、既に各地区各部門の代表30作品が選出されている。当日は部門別優秀作品3点とグランプリ1点を決定し、表彰する。
グランプリに選ばれた作品は実際にGoogleのホームページで掲出されるほか、児童・生徒にはノートパソコンが、所属する学校にはPC助成金200万円が贈られる。
また、当日はGoogleウェブマスターによるDoodle作成のデモンストレーション、地区代表の30人の児童生徒を対象としたワークショップなども予定(いずれも一般参加は不可)。美術館内の「カフェ小倉山」には、地区代表作品の30点が28日まで展示される(ホームページからも閲覧可能)。
グーグル・シニアマーケティングマネージャーの馬場康次さんは「Googleはこのイベントを通じて、子どもたちが創造力の芽をはぐくみ、そして芸術とテクノロジーの結びつきを知ることのできる機会を提供できればと考えています。また、このコンテストが子どもたちにとって、日本の良いところを見つめ直すきっかけになることを願っています」と話す。
作品を展示する「カフェ小倉山」の営業時間は10時45分~18時(ラストオーダー17時30分)。木曜定休。