ゴーヤやヘチマを育てよう「緑のカーテン栽培講座」-種プレゼントも

南区民による自宅の緑のカーテンの栽培例

南区民による自宅の緑のカーテンの栽培例

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 吉野町市民プラザ(横浜市南区吉野町5)大ホールで3月25日、南区緑のカーテンプロジェクトが主催する「緑のカーテン栽培講座」が行われる。

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 緑のカーテンは、ゴーヤやヘチマなどの植物を窓際で育てることで木陰をつくり、室内の温度上昇を防いで省エネや地球温暖化対策につなげるもの。収穫の楽しみもあることから一般家庭でも取り組みやすく、近年では環境教育のモデル事業として取り入れる学校や、温暖化対策の一環として実施する公共施設なども増えている。

 今回の講座では、横浜市環境活動支援センター(横浜市こども植物園)の職員がスライドなどを使ってゴーヤを中心とした緑のカーテンの栽培方法を説明。また、ホール前のスペースでは緑のカーテンの効果や、家庭・施設などの栽培例写真なども展示される。

 受講者にはゴーヤの種や栽培テキストのほか、同プロジェクトが区民参加によるレシピ探検隊とともに作成したゴーヤ料理レシピ集のプレゼントも。ゴーヤの種まきの時期は4月下旬頃が目安となるため、受講者は今年からさっそく緑のカーテンづくりにチャレンジすることができる。

 横浜市南区役所区政推進課の担当者は「夏の暑い日差しを和らげる『緑のカーテン』をぜひ今年は育ててみませんか。栽培講座では、育てる楽しみだけでなく、食べる楽しみも味わえるゴーヤを中心とした緑のカーテンの育て方や、生ごみを肥えた土に換える土壌混合法などをご紹介します」と話す。

 開催時間は13時~15時。入場無料、事前申し込み不要、定員200人(先着順)。

 横浜市南区は、2006年から他区に先駆けて同プロジェクトに取り組み、緑のカーテンづくりの積極的な呼びかけや出前授業、栽培情報紙の発行などを実施。昨年は488家庭が会員として登録し、学校など29施設が参加した。

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