クイーンズスクエア横浜(横浜市西区みなとみらい2)1階のクイーンズサークルで3月20日、エコドライブや低燃費タイヤの体験型イベント「みんなのエコドライブ祭り」が行われる。
同イベントは、経済産業省・資源エネルギー庁が主催する一般参加型イベント。昨年11月に埼玉県越谷市で開催されたのを皮切りに、これまでに福岡、名古屋、広島など全国6会場で実施され、今回の横浜開催が最終回となる。
会場では、シミュレーターを使用したエコドライブ講習やインストラクターによるエコドライブテクニックが体験できるほか、専用機器を使用したタイヤの空気圧チェックの体験講習、低燃費タイヤの基準・製造方法やエコドライブスタイルをテーマとしたトークショーなどを実施。ゲストにはモータージャーナリストの日下部保雄さん、藤島知子さん、竹岡圭さんらが予定されている。
また、会場には「愛・地球博」のマスコットキャラクター「モリゾー・キッコロ」も登場。子ども向け環境クイズや抽選会も行われる。
そのほか、タイヤメーカー各社や日本自動車タイヤ協会などによるブース出展や低燃費タイヤラベリング制度を解説するパネル展示などが行われる。
資源エネルギー庁省エネルギー対策課係長の小林正孝さんは「エコカーに乗るだけが燃費を良くする方法ではありません。体験イベントを通してエコドライブや低燃費タイヤについて家族で楽しみながら知ってもらい、地球にも家計にもやさしいカーライフを楽しんでいただけたらと考えています」と話す。
イベントの開催時間は11時~19時。入場無料。
低燃費タイヤとは、タイヤの素材や構造を改良することで転がり抵抗を抑え、燃費消費を削減できるよう工夫したタイヤ。2010年1月からは低燃費タイヤ・ラベリング制度が段階的に導入されており、消費者はタイヤの購入時にラベルを見ることで転がり抵抗やウェットグリップ性能を比較できる。