赤レンガ倉庫にシドニー発人気レストラン「bills」-国内2号店

赤レンガ倉庫店オリジナルメニュー「ベリーベリーパンケーキ」

赤レンガ倉庫店オリジナルメニュー「ベリーベリーパンケーキ」

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 赤レンガ倉庫2号館1階に3月27日、シドニー発のレストラン「bills(ビルズ)横浜赤レンガ倉庫店」(横浜市中区新港1、TEL 045-650-1266)がオープンした。

内装は「自宅のリビングにいるような落ち着ける場所」がコンセプト

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 「bills」は、オーストラリア・メルボルン出身のオーナーシェフ、ビル・グレンジャーさんがプロデュースする人気レストラン。1993年に1号店をシドニーに開業後、市内に3店舗を展開。同店のスクランブルエッグはニューヨークタイムズで世界一と称され、オーストラリアを訪れるハリウッドの俳優も通うという。

 2008年3月に初の海外展開として、鎌倉市・七里ヶ浜店をオープン。横浜赤レンガ倉庫店は国内2号店となる。

 「自宅のリビングにいるような落ち着ける場所」をコンセプトにした白を基調とする明るい店内で、シンプルで新鮮な素材を生かした料理やデザートを提供する。客席はフロア82席、個室6席、テラス席32席の計120席。敷地面積は347.1平方メートル。同施設の中で最も早い9時から営業し、看板の朝食メニューを提供する。

 赤レンガ倉庫店のオリジナルメニューは、オリジナルレシピを赤レンガ倉庫の雰囲気に合わせてアレンジした、さわやかな酸味が特徴の「ベリーベリーパンケーキ」(1,400円)。リコッタチーズと4種類のフレッシュベリーを使ったパンケーキに、ピンク色のベリーバターとフレッシュベリーが添えられる。

 3月25日に行われた内覧会でグレンジャーさんは「僕の娘たちはパンケーキとピンク色が大好き。僕がベリーバターがとろけるふわふわのパンケーキを娘たちに作ると、いつも彼女たちの顔が明るくなるんだ。料理の見た目はとても大切。食事は口に運ぶ前にまず目でいただくもの。このことを僕は日本に初めて来た20年前に学んだ」と話した。

 同店のおすすめメニューは、スクランブルエッグに大きな改革をもたらしたと言われる「オーガニックスクランブルエッグwithトースト」(1,200円)や「リコッタパンケーキwithフレッシュバナナ、ハニーコームバター」(1,400円)など。

 店内では、2号店オープンを記念したレシピ集第2弾「ビル・グレンジャー とっておきの簡単レシピ」(1,680円)を販売。「お店で食べているメニューを自宅でも作れるように」というコンセプトのもと、朝食から夕食後のデザートまで、メニューの中から55のレシピが収められている。

 グレンジャーさんは、赤レンガ倉庫について「歴史ある建物にモダンなお店が違和感なく調和していて面白い。ロンドンやシドニーの友人たちも、デートスポットとしても有名な横浜の赤レンガ倉庫を知っている。美しい景色に囲まれた素晴らしい場所で、ここを訪れた人はハッピーになれると思う」とコメントし、「僕の家にいるようなアットホームな雰囲気でくつろいでほしい。日常的に、そして何かをお祝いする特別なときにも利用できる『エブリディ』なお店にしたい」と抱負を語った。

 営業時間は9時~23時で、ディナータイムは予約を受け付ける。

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