みなとみらい21地区の複合施設「クイーンズスクエア横浜」内の[アット!]1st2階のティーサロン「LE SALON DE NINA'S(ル サロン ド ニナス)クイーンズスクエア横浜店」(横浜市西区みなとみらい2)が、4月17日にリニューアルオープンする。
ニナスは、コーヒー製造販売・カフェの飲食事業を営むユニマットキャラバン(東京都港区)が運営するフランスのティーサロン。クイーンズスクエア横浜店は2001年3月に開業した日本第1号店で、4月に10周年を迎える。今回のリニューアルでは、内装の一新とともに、フード・ドリンクメニュー、物販商品を拡充し、パーティ需要に対応できる設備(音響・映像機器、拡張式テーブル)を導入する。
店内は、フランスのティーサロンとモダンな日本のカフェを融合させた優雅で落ち着いた造りで、みなとみらいを臨む開放的なテラスつき。席数108席(店内54席・テラス54席)、店舗面積は約38坪。
ランチタイムは、従来のパスタやサンドイッチなどのメニューにコース形式メニューが加わり、健康に配慮した食物繊維の豊富な白米を使った「ライスプレート」(2,000円~)を提供。ティータイムはケーキのほかに、スコーンやクロテッドクリームを用いた本格的な「アフタヌーンティーセット」(2,000円)を用意する。
ディナータイムには、「カトルフロマージュサラダ」(1,050 円)、「ムール貝のマリニエール」(1,200円)など、チーズをふんだんに使ったサラダや魚介のキャセロール料理、牛ホホ肉の赤ワイン煮込みといったビストロメニューが新たに加わる。
ドリンクは、バラやベリー、バニラなど天然のアロマを楽しむ「フレーバーティー」とダージリンやセイロンなどの「クラシックティー」をメーンに、ロイヤルミルクティーやフレッシュフルーツを使用したバリエーションティーなど季節に合わせた商品を提供。アルコールメニューはフランス産ワインを中心にプレミアムビールやカクテルなど。
ティーショップでは、ヴェルサイユローズ(バラ・グレープフルーツなど)、リオン(オレンジ風味のルイボスティー)、ジュテーム(バニラ・キャラメル)などの茶葉の量り売りを行い、クッキーや茶器とあわせたギフト用の箱詰めセットも販売する。
店長の子安暢人さんは「内装のリニューアルによって、人気のテラスと落ち着いた店内、どちらもよりくつろげる空間になりました。ニナスオリジナルの紅茶はもちろん、アルコールやお食事メニューも一層充実しましたので、時間帯や用途に合わせてお楽しみ下さい」と話している。
営業時間は11時~22時(L.O.21時30分)。
ニナスは1672年、フランスで初めてラベンダーオイルを製造した会社からスタートしたブランド。ヴェルサイユ宮殿を建造した太陽王・ルイ14世、マリーアントワネットにバラのアロマオイルを提供していたという。この手法を生かして創り出す、天然のフルーツアロマ(ナチュラルエッセンシャルオイル)や花びら、フルーツピースを使用したフレーバーティーはフランスをはじめ世界で人気を集めている。