ヨコハマ・ハイスクール・ミュージックフェスティバル2010(YHMF)のスタッフ決起大会が4月29日、「ふりーふらっと野毛山」(横浜市西区老松町25)で行われ、高校生180人以上が集まった。
YHMFは全国の高校生が音楽のほかファッション・ヘアメイク・ダンスなどを通じて交流を深めることを目的とした「高校生の高校生による高校生のためのフェスティバル」。1999年にスタートして、今年で12回目を迎える。今年は、出場者500組、スタッフ300人、来場者数1万人を目標としている。
今年は、8月10日に横浜アリーナ(港北区)で開催される。参加者はミュージシャンとして、ヘアメイク部門のモデルやヘアメイクスタッフとして、また高校生スタッフとして、さまざまな形で関わることができる。
高校生スタッフは、運営管理班・司会班・選考班・出場管理班・ステージ班・ヘアメイク班などに分かれてイベント全般の運営、準備などの活動を行う。今年度より記録チームが新設され、メディアとしての発信も実施していく。
決起大会で、横浜市立みなと総合高校3年でフェスティバルの実行委員長を務める金子雄平さんは「YHMFはイベント当日のステージの運営から警備・誘導まで全てを高校生が行います。ヘアメイク部門も昨年から新設され、さらにスタッフの役割は大きくなっています。貴重な経験ができるので多くの仲間に参加して欲しい」と話した。
イベントを共催する横浜市こども青少年局の関口昌幸さんは「昨年は50数校から300人以上がスタッフとして参加した。地域や学校を越えて高校生が力を合わせる体験ができるとても価値があるフェスティバル」と話した。
実行委員会では、フェスティバルを運営するボランティアスタッフを募集している。応募資格は、2010年4月1日時点での高校在籍者(進学予定者を含む)。イベントおよびスタッフ募集の詳細はYHMF事務局(TEL:045-478-0608)まで。