横浜人形の家(横浜市中区山下町18、TEL 045-671-9361)で、リカちゃん・バービー・ブライスなど、戦前の貴重なドールから最新ドールを紹介する「キャラクタードール展」が開催されている。
エントランスでは、戦前の1930年代に作られたセルロイド製のキューピー人形やダッコちゃん、フランス人形、ポーズ人形を展示。モニターではバービーとリカちゃんの懐かしいCM映像を放映する。
バービーは、1959年製造の「1stバービー」をはじめ、当時の最先端のファッションを身に付けた歴代のヴィンテージバービーやファッションブランドのドレスを着た限定バービー、これから発売される最新バービーまで「歴代のバービー」を紹介。
また、1967年の初代から現在の4代目までの「歴代リカちゃん」、過去に発売されたブライスやカスタムされたブライス、プチブライスまで勢ぞろいする「ブライス」、1974年誕生当時の「モンチッチ」からモンチッチの前身「くたくたモンキー」、おしゃぶりポーズのヒントになった「ジェジェ」などの「モンチッチ」コレクションも展示する。
そのほか、昨年商品化された話題の「ToysField(トイズフィールド)」、発売7周年を迎えた「プーリップ」の人気モデル、20~30代の大人の女性を中心に人気の高い「momokoドール」。そのほか、タミー、スカーレットやピンクレディー、パフィー、スケバン刑事のドールやマリリンモンロー、グレイスケリーなどを紹介する。
3階の特設ショップでは、1,200体限定生産の「横浜元町リカちゃんテニススクールバージョン」など、各キャラクターの関連商品を販売している。
横浜人形の家の企画展担当の村上大輔さんは「今回の展示はセルロイドのキューピー人形をはじめ、リカちゃんやバービーなどその時代時代の女の子たちに愛されてきた人気のファッション・キャラクタードールを一堂に集めました。親子からおばあちゃんまで、3世代で楽しんでいただける内容です。また、1959年の発売で最初の半年しか生産されなかったファーストバービーなど貴重なドールも展示しています」と話している。
会場は横浜人形の家3階の企画展示室。開館時間は10時~18時30分(最終入館は18時)。入館料は大人800円、子ども200円、小学生未満無料。5月9日まで。