バハマ船籍の大型客船「レジェンド・オブ・ザ・シーズ(Legend of the Seas)」が5月2日、横浜港大さん橋国際客船ターミナル(横浜市中区海岸通1)に初入港した。
「レジェンド・オブ・ザ・シーズ」はロイヤル・カリビアン・インターナショナル社が運航する1995年5月に竣工(しゅんこう)した豪華客船。
船内にはロッククライミング壁面や「レジェンド・オブ・ザ・リンクス」と名付けられた本格的なミニゴルフ場、フィットネス&スパやプール、大型シアターなどを備える。インテリアはヨーロッパ調にまとめられ、外光を多く取り込めるレイアウトが施されている。
総トン数は69,130トン、全長264メートル、全幅32メートル、乗客定員は2,076人。
同客船は「上海・韓国周遊クルーズ」の一環で、名古屋から横浜港に2日6時に着岸。当日は京浜フェリーボート(中区海岸通1)が横浜ベイブリッジ付近でレジェンド・オブ・ザ・シーズの出航シーンを観覧する「お見送りクルーズ」を運航し、GWで多くの観光客や船ファンが見守るなか、17時に万国博覧会が開催されている上海(中国)に向けて出航した。同客船は5月10日と18日にも横浜港に寄港する予定。
横浜港には今年4隻の外国船が初入港する予定で、3月30日に「サン・プリンセス」(バミューダ船籍、77,441トン)、4月4日に「コスタ・クラシカ」(イタリア船籍、52,926トン)が寄港した。今後は9月27日に「セブン・シーズ・ナビゲーター」(バミューダ船籍、28,550トン)が入港する。