山手地区の山手234番館(横浜市中区山手町234)で5月25日、NPO法人日仏友好協会主催の「浴衣(ゆかた)の着こなし講座」が開催される。
「浴衣の上手な着こなし方をイロハから」学べる3回シリーズの文化講座で、泉水きものインスティチュートで国際交流活動を行っている泉水俊江さんが講師を務める。泉水さんは「きものを通して日本を知る」というコンセプトのもと、横浜の姉妹都市リヨンでも「きものショー」を開催するなど国内外で活躍しており「着付けの魔術師」とも呼ばれている。
当日は、裾よけ1つ、肌襦袢1枚、腰ひも3本、タオル2本、浴衣帯・伊達じめ・半幅帯を各1つ持参(現場でレンタルも可能)。参加対象は男女・国籍・年齢不問。定員20人。会場は山手234番館2階レクチャールーム、開催時間は13時30分~16時。参加費は講座1回分1,500円(レンタルする場合は別途レンタル料金1,400円が必要)。問い合わせは泉水きものインスティチュート横浜教室(TEL 045-541-4469)まで。
同講座の2回目は6月29日、3回目は7月27日。9月以降は本格的な和服の着付け講座も予定している。
また、同協会は31日に、料理講座「夏バテを防ぐ野菜と魚のカレー」も開催。簡単にできる栄養バランスのとれた料理や心が安定する料理などのオリジナルレシピを開発するフードコーディネーターの坂本ひろみさんが、一般的なルーを使わないヘルシーな調理法で、免疫力アップやアンチエイジングに役立つ「野菜と魚のカレー」作りを実演する。当日は坂本さん直伝のカレーレシピが配布され、カレーライスを試食することができる。
会場は山手234番館、開催時間は14時30分~16時。参加費は1,500円。申し込みはライフサイエンス研究所の料理教室係(TEL 03-5724-3582)まで。
同協会の理事を務める都甲正一さんは「今後も日仏友好協会では、日仏の深い絆とともに、EUの一員として変ぼうしつつあるフランスをご紹介するさまざまなイベントを開催します。日本在住のフランス人をはじめ多くの外国人の方に『浴衣講座』にご参加いただき、日本の和服の素晴らしさを体験いただきたい。また、健康に配慮したカレー講座を皮切りに、これから本物の和食を外国人の方にご紹介したいと思います」と話している。
NPO法人日仏友好協会は2008年の日仏国交150周年を記念し、2007年11月に設立。日仏の友好と親善を深めることを目的に、民間ベースでの経済、芸術、文化、スポーツなどの行事の促進を図っている。本部(東京都新宿区)と横浜支部(栄区鍛冶ヶ谷町515)を構える。