横浜美術館のレクチャーホール(横浜市西区みなとみらい3)で6月6日、シャンソンコンサート「Hymnes a l’Amour(愛の讃歌)」が開かれる。
6月1日に横浜市内でスタートした「横浜フランス月間2010」の一環で、フランスやドイツを中心に活躍するフランス人の女性歌手ムーロンさんが来日し、ジャック・ブレル、エディット・ピアフ、セルジュ・ゲンスブール、ジャック・プレヴェールらによって歌われた美しい「愛の歌」全17曲を披露する。ピアノ演奏は作曲家・音楽プロデューサーのテリー・トラックさん。
演目は「ラ・メール」(シャルル・トレネ)、「バラ色の人生」(エディット・ピアフ)、「行かないで」(ジャック・ブレル)、「愛の讃歌」(エディット・ピアフ)、「ラ・ジャヴァネーズ」(セルジュ・ゲンスブール)、「パリ・カナイユ」(レオ・フェレ)ほか。
コンサート終了後は、ムーロンさんとの交流会を予定している。
会場は横浜美術館レクチャーホール。14時開演(13時30分開場)、15時30分終演。入場料は3,000円(全席自由)。問い合わせは横浜日仏学院(TEL 045-201-1514)まで。
ムーロン(Mouron)さんはフランスのマルセイユ生まれ。12歳で作曲に目覚め、17歳でミシェル・フーガン率いる音楽集団「ビッグバザール」に参加。オランピア劇場の公演で注目を集め、これまでに7枚のアルバムを発表。パリの名劇場のリサイタルをはじめ、アヴィニヨン演劇祭など数々の国際音楽祭に出演しており、東西ヨーロッパや、中東、日本を含むアジア各国で世界ツアーを行っている。