日産グローバル本社(横浜市西区高島1)ギャラリーで、国内外のモーターショーに出展した歴代の電気自動車(EV)コンセプトカーが展示されている。
日産自動車はこれまで、クリーンディーゼル車、燃費効率のよい内燃機関の車、ハイブリッド車、EVや燃料電池車などのゼロ・エミッション車を含め、数々の環境技術の開発に取り組んできた。
同社によると、今年12月に販売開始予定の量産型EV・リーフは、4月の予約受付開始後2カ月間で、予約台数が当初2010年度の目標台数6,000台に達したという。今月11日に行ったリーフの試作車の報道向け公開では、携帯電話から遠隔操作での充電開始や充電状況の把握が可能なシステムなども披露された。
今回ギャラリーで展示されるのは、「PIVO」「PIVO2」「Land Glider」「MIXM」「NUVU」「日産リーフ(デザインモデル)」 の各車(都合により変更の場合あり)。また、リーフに搭載される先進技術の紹介展示も行われている。
リーフのような電気自動車は、走行音が静かなため歩行者が接近に気づきにくい点が指摘されており、リーフには低速での走行時に音を発生させる車両接近通報装置を搭載予定。カーナビゲーションの画面では、充電施設の情報や到達可能エリアを表示することも可能だという。
ギャラリーの営業時間内(10時~20時)は自由に入場可。7月4日まで。