横浜市中央図書館(横浜市西区老松町1)で6月25日から、中国・上海市の上海図書館から贈られた図書を展示するイベント「本でつながる上海と横浜ー上海図書館厳選!~中国の話題の小説・歴史・地理の本~」が開催されている。
同図書館では「横浜ー上海友好交流項目合意書」に基づき1980年9月から図書交換事業を行っており、これまでに合計約1,500冊の図書が上海図書館から贈られている。
今回の展示では、上海から贈られた約250冊のベストセラーや歴史・地理などの本を通して横浜の友好都市、上海を紹介。上海と横浜の友好年表や新聞記事や、「上海と横浜-近代アジア二つの開放都市」(1997年刊)、「上海700年」(2000年刊)、「上海科学技術6千年」(2005年刊)などが展示される。そのほか、中国国家観光局から取り寄せた上海万博のパンフレットも部数限定で配布予定。
横浜市中央図書館調査資料課の中島沙織さんは「1980年から続く上海図書館との図書交換は、今年で30年目。届くのは中国語の図書ですが、写真が豊富なものもありますので、中国語の分からない方にも上海の空気を感じていただけます。上海図書館新館開館グッズや上海万博のグッズも合わせて展示中ですので、ぜひお越しください」と話している。
展示会場は3階エレベーター前。開館時間は9時30分~20時30分(土日祝日、月曜は17時まで)で開催期間は7月19日まで(期間中の休館日はなし)。入場無料。問い合わせは横浜市中央図書館(TEL 045-262-0050)まで。