横浜文化体育館(横浜市中区不老町2)で7月28日、「2010国立ボリショイサーカス 横浜公演」が開幕する。
ボリショイサーカスは、1958年の初来日以来、40年以上にわたり全国規模の公演を開催しているロシアのサーカス団。ボリショイはロシア語で「偉大な」「大きな」を意味する。今年は、本場ロシアの出演者・スタッフ65人と動物41頭が、全国12カ所を巡り華麗でダイナミックな演技を披露する。
公演プログラムは、熊の綱渡り、犬・猫のパフォーマンス、猛獣のサーカス、空中ブランコ、高度なアクロバット演技の棒上バランス・アクト、コントーション(柔軟芸)など、最新の技術を駆使したショーが楽しめる。
ボリショイサーカス営業マネージャーの中村誠洋さんは「『猛獣のサーカス』ではトラとライオンが舞台中央で仲良くハグしてほおずりをします。また、天井に届くぐらいの高さで行う『棒上バランス・アクト』は見どころのひとつです。ぜひご来場ください」と話す。
チケットは、S指定席=5,500円、A指定席=4,500円、B自由席=3,500円(3歳以上有料、大人・子供同一料金、B自由席は当日のみ販売)。開催は8月8日まで。問い合わせはボリショイサーカス公演本部(TEL 03-3234-7807)まで。
ボリショイサーカス団のロシア名称は、ロシア連邦サーカス公団。ロシア連邦文化省に所属する組織で、旧ソビエト連邦サーカス公団を改称して発足した国立の機関。同ロシア国立サーカスは、現在世界各国で公演を行っており、日本では「ボリショイサーカス」と呼ばれ親しまれている。ロシア連邦サーカス公団は、約8,000人のアーティスト・スタッフ、6,600頭を超える動物、約100カ所の常設・仮設劇場をもつ、世界最大のサーカス組織。