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横浜駅西口に「ハマ横丁」-レトロ調の酒場に9店舗が集結

ハマ横丁の外観

ハマ横丁の外観

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 横浜駅西口に7月30日、地元の飲食店経営者が共同出店した飲食店ビル「ハマ横丁」(横浜市神奈川区鶴屋町2)がオープンした。

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 「ハマ横丁」のプロジェクトを進めたのは横浜市を中心に13店舗を展開しているアコンプライスフードプロジェクト(神奈川区鶴屋町2)。「昔のカッコよかった横浜をもう一度」をコンセプトに、東京にはない古きよき横浜の酒場を復活させようと、各店舗のオーナーが「ダサかっこいい」を追求している。

 気軽にコミュニケーションをとれる店舗が多く、30代~50代位のサラリーマンやOLをターゲットに想定。1~2階は5~10坪の店が並び、3階は約50坪の1フロア。4階は約30坪。客単価は平均2,000~2,500円。月間売上目標は5,100万円。

 「昔の野毛」をイメージした1階は、厳選した肉を使ったグリル料理と豊富なワインをそろえる「Grill&Wineヤミツキ」に、磯の香りが残る新鮮魚介を焼き上げる「海鮮BBQ 浜印水産」。国産牛のグリルを中心に本格的なカクテルを提供する「Grill Dining Bar 饗」、あぶり寿司をはじめB級グルメを追及する「炙塩旨魚 勢」の4店舗が入る.

 2階は、かつて若者があこがれていた昔の「本牧」をイメージ。アメリカンスタイルの老舗バー「Party AnimalZ」、立ち飲み感覚で楽しめる「馬肉料理とおでん お富さん」、横浜発祥の洋食に横浜生まれのカクテルが自慢の「うえちゃん」、豊富な焼酎や日本酒、こだわりの料理を提供する「焼酎&カクテルバーROCKWELLS」、ピリカラソースが香るお好み焼きとやかんマッコリの「横濱モダン焼き 重」の5店舗。

 3階「電気クラゲ」はサウンドバーで、定期的にバンドライブなどを行う。4階「メリケン波止場」はビアガーデンなどに利用される季節限定オープンスペースで、日替わりの衣装に身を包んだハマジャンガールが出迎える。

 ハマ横丁事務局長でアコンプライスフードプロジェクト代表の牧野利彦さんは「今回の企画にあたり多くの方々に協力いただき、今の経済環境の中で私たち飲食店がどうやって生き残るか本音で話し合いました。1店舗では集客力が弱いですが、9店舗の経営者が集まれば集客も仕入れ経費も落とせます。また、メーカーとのタイアップで大きな取り組みも可能になり、零細飲食店が力を合わせて生き残ることができます。『ハマ横丁』は今の経済環境への答えです」と話す。

 営業時間は月曜~木曜=17時~24時(店舗により延長あり)、金曜・土曜・祝前日=17時~翌4時、日曜・祭日=15時~22時。

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