横浜市道路局は8月10日、JR桜木町駅前広場(横浜市中区桜木町1)で道路の理解促進を目的とした「2010道路ふれあいフェスタ」を開催する。
国土交通省は、国民が道路の役割や重要性を再認識し、道路を正しく利用できるよう、毎年8月1日から31日までの1カ月間を「道路ふれあい月間」と制定。1986年から8月10日を「道の日」に設定している。
道路ふれあいフェスタは「道路ふれあい月間」と「道の日」を記念したイベントで、市民が道路に親しみをもてるさまざまな催しを行う。
当日は、道路局の事業紹介コーナーに設置された「すず風舗装体験コーナー」で、保水性舗装により路面温度の上昇が抑制される仕組みを実際に体験できるほか、パネル約20枚で道路の役割や歩行者の安全を確保する「あんしんカラーベルト事業」を紹介。
今年はあらたな試みとして、今年11月で運用終了する「桜木町大型映像装置(みなとみらいビジョン)」を使った多角的な道路事業の紹介も予定している。
会場には「道のクイズコーナー」やバッテリーミニカーに試乗できる「豆自転車に乗って遊ぼう!」コーナーも。
また、クイズやアンケートに答えると、ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテルのディナー券をはじめ、市内動物園(よこはま動物園ズーラシア、横浜市立金沢動物園)の入場券、エコバッグなど、協力企業による賞品が抽選で当たる。
横浜市道路局企画課の鶴川博さんは「道路の整備や維持管理を行うには、市民の皆様のご理解とご協力により取り組むことが不可欠です。『桜木町大型映像装置』では、橋を架けるときの記録や交通安全対策啓蒙ビデオ、首都高速道路や横浜環状道路事業など、さまざまな道路事業の紹介を行います。当日は暑いため、先着約2,000人の方にアイスかジュースのどちらかを配布します」と話す。
開催時間は10時~16時。荒天中止。