京浜フェリーボート(横浜市中区海岸通1、TEL 045-201-0821)は8月13日から、京浜運河沿いの工場夜景を楽しめるクルーズ「交通船で行く工場夜景探検ツアー」の運航を開始した。
東扇島の夜景や大師運河、田辺運河などを巡る同クルーズでは、交通船「サンタ・バルカ」を使用。小回りがきく人員輸送船として造られた船舶で、遊覧船よりも高速での航行が可能。港湾内のような近距離での運航を主体としており、横浜港内でよく見かけるタイヤをぶらさげた武骨で堅牢な姿が特徴。
運航日は8月・9月の毎週金曜~日曜と祝日限定(8月14日は運休)で、各日18時30分にピア大さん橋を出航。所要時間は約90分、帰着はピア象の鼻となる。
京浜フェリーボート観光事業部の田代洋一さんは「今回のクルーズは、遊覧船では味わえない肉食系の交通船で行く探検ツアーです。スリルあふれるスピード感を堪能でき、突然浮上するプラントの群れや天を焦がす煙突の火柱、闇に光り輝く鉄骨群など幻想的な夜景がお楽しみいただけます。また、クルーズのフィナーレには港ヨコハマの美しいイルミネーション姿も。ぜひ一度ご乗船ください」と話す。
乗船人数は各回25人で、最小催行人数は15人。ホームページや電話・FAXで予約可能で、定員になり次第締め切り。残席がある場合は当日券も12時から発売する。料金は大人3,500円、小学生1,500円で、当日券以外は事前振込み。荒天時中止の場合あり。