映像文化の発信拠点「野毛Hana*Hana」(横浜市中区花咲町1)で9月2日、横浜で活動する社会起業家のプレゼンテーション会「YOKOHAMA SOUP(ヨコハマ・スープ) Vol.3」が開催される。主催は横浜市とETIC.(東京都渋谷区)による「横浜社会起業応援プロジェクト」。
「YOKOHAMA SOUP(ヨコハマ・スープ)」は、横浜市内の社会起業家や、新しい試みを起こそうとしている人が、自身の活動を広げ、賛同者を得ていくためのプレゼンテーションイベント。起業家、経営者、主婦、ビジネスマン、学生などが立場を超えて地域のために何ができるか考え、未来のビジネスパートナーや、一緒に当事者として問題を考えていくサポーター役を見つける機会づくりを目的としている。「たくさんの人の知恵が集まって地域にとって味わい深い場になるように」という思いから命名された。
第3回目の今回は「地域資源の再編集で社会を変える」と題し、まちを拠点にした起業家たちが地域の可能性について語る。出演者は、地域の多機能トイレや授乳室の情報提供サービスを行っている「NPO法人Check」代表理事の金子健二さん、海や公園をフィールドに新感覚の「アウトドアフィットネス」を仕掛ける「BEACH TOWN」代表取締役の黒野崇さん。ナビゲーターは中区寿町に拠点を置きまちづくりや安宿事業に取り組む「コトラボ」代表の岡部友彦さんが務める。
横浜社会起業応援プロジェクト事務局の田中多恵さんは「YOKOHAMA SOUPは、市内のソーシャルビジネスの担い手の表現の場であり交流し合う創発の場。3回目となる今回のイベントでは、地域資源の再編集というテーマで、地域に既にあるものを違う角度から見て、その魅力を引き出し生かしていく、ということを実践している起業家の方にご登場いただきます。地域の可能性を皆で語り合い、相互に発見する時間にできればと思っております」と話す。
開催時間は18時30分~20時45分(開場18時)。参加費500円(ドリンク付き)。定員は70人。申し込み締め切りは8月30日(定員に達し次第終了)。