不動産大手8社(住友不動産、大京、東急不動産、東京建物、藤和不動産、野村不動産、三井不動産、三菱地所)で運営する新築マンションポータルサイト 「MAJOR7」は9月6日、マンション購入意向者約36万人を対象に実施した第13回マンショントレンド調査「住んでみたい街アンケート」の結果を発表した。
首都圏で住んでみたい街のランキングは、1位「吉祥寺」、2位「自由が丘」、3位「横浜」、4位「二子玉川」、5位「恵比寿」、6位「広尾」、7位「鎌倉」、8位「目黒」、9位「神楽坂」、10位「中目黒」。トップ3は3年連続「吉祥寺」「自由が丘」「横浜」で、上位トップ10のうち、1位から7位までは前回の調査と同じ順位。
前回16位の「神楽坂」が9位、「麻布十番」が22位から14位、「武蔵小杉」が35位から16位と大幅に順位を上げる結果となった。
上位および上昇幅の大きいエリアの共通の理由は、「交通の利便性」「生活の利便性」「商業施設・飲食店の充実」。トップ3「吉祥寺」「自由が丘」「横浜」の特徴としては、「好きな沿線だから」「街並みがきれいだから」が理由の上位に挙げられている。
「今後発展して更に暮らしやすくなりそうだと思う街」ランキングでは、「東京スカイツリーの建設が進む押上、墨田周辺エリア」が選択率15.1%でトップに挙がり、そのほか、「二子玉川周辺エリア」(13.2%)、「武蔵小杉周辺エリア」(6.5%)、「豊洲周辺エリア」(5.9%)など、「住んでみたい街」ランキングでも上位の街がランクイン。
神奈川県では、「IKEAなど商業施設の多数ある横浜港北周辺エリア」が7位(3.9%)、「ラゾーナ川崎プラザのある川崎周辺エリア」8位(3.3%)、「コレットマーレのあるみなとみらい周辺エリア」11位(2.9%)、「新しく政令指定都市となった相模原周辺エリア」19位(1.7%)と、上位20位に4エリアが入った。
調査時期は6月7日から7月4日で、集計数は4,501人(男性2,890人、女性1,611人)。
「MAJOR7」は、2000年4月に開設された新築マンションポータルサイト。MAJOR7を運営する不動産大手8社の新築分譲マンションは、全国の民間マンション供給戸数の約28%(2009年)を占め、全国を網羅したマンション販売情報を、リアルタイムで提供している。サイトへの年間アクセス数は140万件以上。