バミューダ船籍の大型客船「セブン・シーズ・ナビゲーター(Seven Seas Navigator)」が9月27日、横浜港大さん橋国際客船ターミナル(横浜市中区海岸通1)に初入港した。
「セブン・シーズ・ナビゲーター」は1999年8月に竣工(しゅんこう)したリージェント・セブン・シーズ・クルーズが運航する豪華客船。
「洋上の我が家(ホーム・アウェイ・ホーム)」をイメージした造りで、客室は全室バルコニー付きのスイートルーム。シックで落ち着いた雰囲気の船内には、スパや板貼りのプールデッキ、ゴルフ練習場、各地のシガーを集めた「コノスアー・クラブ」、カジノなどを備える。
総トン数は28,550トン、全長172.25メートル、全幅24.8メートル、乗客定員は500人。
「グランド・アジア・パシフィッククルーズ」(104日間)の一環で、仙台から横浜港に27日の朝着岸。大さん橋の両岸に、前日から停泊していた「ぱしふぃっく びいなす」(26,594トン)、「セブン・シーズ・ナビゲーター」の2隻がそろった。同船は28日18時に名古屋に向けて出航する。
横浜港には今年、3月30日に入港した「サン・プリンセス」(バミューダ船籍、77,441トン)を皮切りに、4月4日「コスタ・クラシカ」(イタリア船籍、52,926トン)、5月2日「レジェンド・オブ・ザ・シーズ」(バハマ船籍、69,130トン)、9月27日「セブン・シーズ・ナビゲーター」(バミューダ船籍、28,550トン)と、4隻の外国船が初入港した。
今後は9月29日に「ハンセアティック」(バハマ籍、8,378トン)、10月6日「アムステルダム」(オランダ籍、62,735トン)が入港する予定。