横浜赤レンガ倉庫イベント広場(横浜市中区新港1)で10月1日、ドイツ・ミュンヘンで行われるビールの祭典を再現した「横浜赤レンガ オクトーバーフェスト2010」が開幕した。
オクトーバーフェストは、1810年にミュンヘンでスタートしたビールの収穫祭。世界中から約600万人が訪れる世界最大のイベントで、毎年10月1週目の日曜を最終日として2週間にわたり市内のビール醸造所が巨大テントにビアホールを設置しビールを振る舞う。
横浜での開催は8回目を迎え、初日は17時から21時までの4時間で約2,000人を動員。今年は17日間で約8万5千人の来場者、ジョッキ約17万杯のビール消費を見込む。主催は横浜赤レンガ、横浜市芸術文化振興財団。
オープニングセレモニーは、ドイツ語のかけ声とバイエルン音楽バンド「ミュンヘンエクスプレス」の生演奏でにぎやかにスタート。横浜赤レンガ代表取締役社長の坪井純子さんは「今日は昨日までの雨がうそのようなビール日和。ドイツの本場ミュンヘンでは、9月18日から一足先に200回目のフェストが始まっています。横浜も盛り上がりましょう」と挨拶。
期間中は、イベント広場に30×40メートルのドイツ製大型テントが設置され、テント内外合わせて約1,902席を用意。ミュンヘナーヴァイスビール、ギネスビール、ハイネケン、キルケニー、横浜ビールのピルスナー、アルト、IPA、Samurai(侍)。サッポロ生ビール、琥珀エビス、キリンラガービールなど、さまざまなビールを味わうことができる。
フードは、「ドイツ直輸入 ソーセージ盛り合わせ」や「揚げたてポークカツレツ シュニッツェル」、「キャベツの塩漬け」、「プレッツェル」、「ザワークラウト」、「ローストチキン」、「英国風フィッシュ&チップス」、「もち豚スペアリブ&ガーリックポテト」など。
今年初登場の「オクトーバーフェスト記念帽子」などをそろえる、公式グッズ販売ブースも出展する。
開催時間は平日12時~21時、土曜・日曜・祝日11時~21時。入場料は200円(中学生以下無料、未成年者は保護者の同伴が必要)。10月17日まで(荒天・強風時は休業の場合あり)。
国内のオクトーバーフェストは、2003年に横浜赤レンガ倉庫前広場で行われて以降、仙台市、東京都、上越市、松本市、静岡市、福岡市などで開催されている。