山下公園(横浜市中区山下町279)で10月9日と10日、世界各国の文化を紹介する「ワールドフェスタ・ヨコハマ2010」が開催される。
観光産業の発展を目的に1995年にスタートした世界各国の料理や音楽、踊りなどを楽しめるイベントで、メーンテーマは「食べて・遊んで・世界の旅」。今年で16回目を迎え、昨年は48万人を動員した。
会場には、世界の名物料理を提供する「世界の野外大レストラン」が登場。今年は日本の食文化にも馴染み深い「麺(めん)」に注目した「世界の『麺・パスタ』フェア」を行う。
インドネシア風焼きそば「ミゴレン」(インドネシア)、特製豚肉ラー油入りの「黒ごま担々麺」(中国)、パスタをサラダ風にアレンジした「フランス家庭のパスタサラダ」(フランス)、パエリアをパスタスタイルにした「フィデウア」(スペイン)など、15カ国の多彩な麺料理を楽しむことができる。
ステージイベントでは、各国の民族衣装と音楽を紹介するファッションショーを実施。横浜で11月に開催されるAPEC(アジア太平洋経済協力)首脳会議を記念した参加関連国のダンスや音楽も紹介する。
「ワールド・バザール」のコーナーでは、インテリア小物や衣料品、民芸品などを販売。今回はコミュニケーションツールとして、ブース店頭に各国の挨拶の言葉を書いたボードを用意する。そのほか、会場内や周辺を巡るスタンプラリー、民族衣装のレンタルサービスも。
イベントを担当する横浜商工会議所の神崎雄介さんは「今年の食のテーマは、世界の『麺・パスタ』。世界各国の自慢の料理に加え、オリジナルの麺・パスタ料理を紹介します。ぜひ世界の食をご堪能ください」と話す。
開催時間は10時~17時。入場無料。小雨決行。