JR石川町駅の西側周辺で10月9日から11日まで、地域交流イベント「ishikawacho裏っかわ市」が開催される。
石川町駅の元町商店街とは反対側で、観光ではあまり注目されない駅西側エリアの活性化と人々の交流を目的とし、中村川の両側に位置する6つの拠点が連携して、さまざまなイベントを行う。
参加拠点は古着ブティック「チングルベル」、「ドウイの実験室/こども造形教室」、「お好み焼き ころんぶす」、企画・デザインユニットNOGANによる「ノガンの屋台」、ツーリスト向け宿泊施設「ヨコハマホステルヴィレッジ(YHV)」、今年6月にオープンしたクリエイティブイベントスペース「かどべや」。
「お好み焼き ころんぶす」は「チングルベル」とのコラボメニューを提供。YHVでは、中ムラサトコさんほか地域で活動する女性アーティスト達が運営する「思いつきスープカフェ アナーキーママ」が季節の野菜を使ったメニューを販売。「ドウイの実験室」は、造形教室に通う子ども達によるお店が開店。NOGANは、レトロな屋台を使い、おでんを提供するカフェを出店する。
また、レンタルスペース「かどべや」は、寿町と中華街エリアのまち歩きと地元食材を使ったバーベキューを行うほか、中央市場の「濵の市」による朝市を実施。そのほか、大学生を中心に人と地球に優しいフェアトレードを広める活動を行っている「School of Fair Trade(スクール・オブ・フェアトレード)」が「まちかどファッションショー」を行い、途上国の生産者や環境に配慮したフェアトレードの洋服などを提供する。School of Fair Tradeの腰塚安菜さんは「グローバルなフェアトレードが、私の地元横浜のローカルな地域とつながります。多世代が入り交じるショーの優しい気持ちにさせる演出にもご注目下さい」と話している。
ishikawacho裏っかわ市実行委員の岡部友彦さんは「石川町の奥側のエリアの拠点を開放し、いろいろなイベントを開催します。今後も、中村川の周辺地域を中心に、交流ができる環境を整えていきたいと考えています」と話す。
開催時間は11時~17時(各拠点によって異なる、詳細はホームページで)。