市営地下鉄横浜駅の地下1階コンコースに10月28日、「TSUTAYA(ツタヤ)」と「ドコモショップ」がオープンする。
横浜市交通局は、駅利用者の利便性の向上と資産活用を図るため、今年3月より地下1階コンコースの店舗設置に伴う工事を進めてきた。今回、約160メートルのコンコース通路の床、壁、天井を改装。ベージュや白を基調カラーにしたコンコースに「TSUTAYA はまりん横浜駅店」と「ドコモショップ ブルーライン横浜駅店」が入居する。店舗設置事業者は兼松コミュニケーションズ(東京都新宿区)。
「TSUTAYA」と「ドコモショップ」の店舗区画面積は780平方メートル。うち、ドコモショップは271平方メートル、TSUTAYAは509平方メートル。ドコモショップは、携帯電話機器の販売や各種アフターサービス、TSUTAYAはCD・DVDレンタル、書籍や雑誌の販売を行う。営業時間はドコモショップ=10時~20時、TSUTAYA=8時30分~24時。
横浜市ではコンコースの改装にあわせ、交通局内・事業者社内で愛称を募集し、計119件の応募から10件の候補案を選定。「市営交通Webモニター」を対象に実施したインターネットを利用したアンケート投票の結果、愛称を「ハマリンロード」に決定した。
「はまりん」は、1998年10月10日に制定された横浜市交通局のイメージキャラクター。名前は一般公募より採用され、横浜・浜っ子の「はま」、車輪の「りん」、海の「まりん」 が由来。
横浜市交通局事業開発担当部長の荒川義則さんは「これまで通勤時間帯以外は人通りが少なかった地下1階コンコースですが、より多くの皆さまに親しんでいただけるよう、明るいイメージに改装したコンコースに2店舗を設置いたします。コンコースの愛称は、『はまりん』をもじった『ハマリンロード』。オープン日をどうぞお楽しみに」と話す。