2011-2012シーズンからbjリーグ(日本プロバスケットボールリーグ)に参入する神奈川県のチーム名が10月22日、「横浜ビー・コルセアーズ」に決まった。
神奈川プロバスケットボールチーム設立委員会が、参入決定後の9月1日から10月11日にかけてチーム名の一般公募を行い、国内外から455件の応募があった。「ビー・コルセアーズ」は特定の応募を採用したわけではなく、さまざまな意見を組み合わせた結果、生み出された名前。
コルセアーズ(CORSAIRS)は英語で「海賊達、海賊船団」を意味する。応募のあったチーム名は海に関連したワードが多かったことや、「強くてかっこいいイメージ」などから採用。さらに「バスケットボール」や「ブルー」、「ブラックシップ(黒船)」、横浜を意味する「ベイ」などの頭文字であるアルファベットの「ビー」を加えて、チーム名が決定された。
選定を行った神奈川プロバスケットボールチーム設立委員会委員長の廣田和生さんは「今回は455件もの応募をいただき、そのどれにも熱い思いが込められていましたので、一つに絞るというよりも頭文字を組み合わせた上で、横浜らしく意味のある言葉『コルセアーズ』という言葉にたどりつきました。これからロゴやキャラクターの募集も行いますので、ぜひお考えいただければと思います。また、試合は生で見ていただくのが一番の醍醐味ですので、ぜひアリーナまで足を運んでいただければ」と話す。
新チーム名は、22日に横浜メディア・ビジネスセンター1階のカフェレストラン「Applause(アプローズ)」で行われたブースター(ファン)パーティーで披露された。当日は、チームカラーが横浜の海に由来するネイビーブルーに決定したことも発表された。
パーティーにはブースターや関係者ら100人以上が参加。大型スクリーンにチーム名が発表されると、会場は大きな拍手に包まれた。パーティーに出席した林文子横浜市長は「いいお名前で感激しました。海賊が暴れるように活躍してもらいたい。455件もの応募があったことや、横浜の海のネイビーブルーがチームカラーに選ばれたことも大変うれしく思います」とコメントした。
今後、同委員会は来年10月のシーズン開幕に向けて、コーチングスタッフや入団選手の決定などの手続きを進めていく。また、チームのロゴマークやキャラクターのアイデア募集を12月31日まで行う。