横浜中華街で11月1日より、イルミネーションイベント「Y151メモリアル春節燈花」が開催されている。
今年は例年より1カ月開催期間を延長し、テーマ「春節待人の春節」のもと、礼節をもって中華街を訪れる人々をにぎやかにもてなす。会期中は、中華街大通りと関帝廟通りに、LEDランタン型のマルチメディア照明を組み込んだ新作の電飾モチーフを設置。全14基の電飾モチーフに、幸福を象徴する牡丹(ぼたん)の花とメッセージ「祝APEC2010横浜 APEC警備にご協力を」が輝く。
中華街全域(南門シルクロード、媽祖小路、蘇州小路、上海路、市場通り、中山路、香港路、福建路、北京小路、長安道、西門通り、北門通り、開港道、広東道、太平道、中華街大通り)には、省エネ電球を利用した125個の提灯(ちょうちん)を施す。
そのほか、山下町公園内のシンボルツリーであるけやきと中国建築様式の「會芳亭(かいほうてい)」をライトアップ。シンボルツリーの電飾には「スノーフォール」を採用し、シンボルツリーの「気」が上昇するイメージで82本の赤・緑・黄色のLED電飾を施し中華街らしさを表現した。
横浜中華街発展会協同組合の催事部部長 盾紳一さんは「今年初めて導入した、日本で初めてのLEDランタン型電飾モチーフは必見です。ランタンのメッセージはAPEC、美食節、クリスマス、春節とともに変化しますのでお楽しみに。美しいイルミネーションと共に、『春節待人』という心構えで皆さまを温かくお迎えします」と話す。
春節燈花の点灯時間は16時~24時。「春節燈花」期間中は、12月31日に「迎春カウントダウン」、2011年2月2日「春節カウントダウン」、2月3日「春節(旧暦元旦)」、2月17日「元宵節燈籠祭」とさまざまなイベントが開催される。2月28日まで。