横浜赤レンガ倉庫イベント広場(横浜市中区新港1)に12月4日、本場ドイツのクリスマスマーケットを再現した「クリスマスマーケットin赤レンガ倉庫」が登場する。
来年の日独交流150周年を記念したイベントで、会期中はクリスマスの雰囲気が漂うマーケット会場で、本場ドイツ直輸入のクリスマス関連フードやグッズを販売する。開催期間は12月4日~25日の計22日間。
主催は横浜赤レンガ、横浜市芸術文化振興財団。企画・運営は装飾品・建築材料の輸入卸販売などを行うザート商会(東京都港区)。
クリスマスマーケット会場には、イベント広場に高さ約10メートルの巨大ツリーが設置され、幻想的なイルミネーションで彩られた「ヒュッテ」(小屋)が立ち並ぶ。
ヒュッテでは、ドイツの伝統工芸品「エルツ人形」をはじめ、さまざまなクリスマスオーナメントや玩具を販売。そのほか、ドイツのクリスマスの定番とも言えるマグカップ入りのホットワイン「グリューワイン」、スープ、焼き立てのジャーマンソーセージ、ドライフルーツ入りのドイツの伝統的なパン菓子「シュトーレン」、チョコスイーツ、ビール、ドイツの代表的なパン「ブレッツェル」などを提供する。
ANAミュンヘン線就航企画・羽田新国際ターミナル記念キャンペーンの一環として、横浜赤レンガ倉庫が発行するカード(クリスマスマーケットの案内チラシ)の応募で、3組6人にANA航空券(ミュンヘン往復・シンガポール往復・ソウル往復)が当たる抽選も。
ザート商会は「見所はヒュッテの美しい装飾や、本場ドイツから直輸入した屋根飾りの人形・キャラクター。有名なくるみ割り人形やサンタクロース、天使、スノーマン、エルツ山地の炭鉱夫など、全て手作りの『エルツ人形』がクリスマスマーケットに集まります。ミュンヘンで大人気のドイツ直輸入ビール『フランツィスカーナーヴァイスビア』もどうぞお楽しみに」と話す。
開催時間は11時~22時(12月23日・24日・25日は店舗により11時~23時)。入場無料。
クリスマスマーケットは、1393年にドイツで始まったヨーロッパの伝統的なクリスマスイベント。夜が長く天気の悪い冬のドイツの呼び物として定着しており、多くのドイツ圏の都市・小都市で開催されている。ヨーロッパ各都市の広場では、キリストの生誕を祝うクリスマス(12月25日)とその前4週間の準備期間(アドヴェント待降節)の間にクリスマスマーケットでクリスマスを祝う。
横浜赤レンガ倉庫のイベント広場では4日から、冬季限定の野外特設スケートリンク「アートリンク in 横浜赤レンガ倉庫」もスタート。人気アーティストによるライブやサンクスキャンドルなどさまざまなステージイベントが行われる。