横浜ワールドポーターズ(横浜市中区新港2)で12月9日、3D上映イベント「3D special 2010 Quality3D(クオリティ スリーディー)at ワーナー・マイカル・シネマズ みなとみらい」が開催される。
「未だ見ぬ3Dの魅力・テクニック・ビジネスマッチングの場」と題し、日本ではまだ上映されていない劇場公開3Dトレイラーやプロダクションによるデモリール、博物館コンテンツなどを劇場で公開する。主催はデジタルコンテンツ制作会社のデジタル・キャンプ。
当日は、3D映像作品の上映とともに、映像クリエーターの大口孝之さん(ジャーナリスト)らをゲストに迎え、映像制作者やシアター関係者、配給、放送、映像研究者、クリエーターを対象にしたトークセッションを行う。
上映プログラム(80分間)は、最新の劇場公開トレイラーをはじめ、大型映像トレイラー、短編作品、個人制作作品など。
作品は、劇場公開映画トレイラー=「怪盗グルーの月泥棒 3D」「美女と野獣」「塔の上のラプンツェル」「バイオハザードIV アフターライフ」「THE LAST MESSAGE 海猿」「クリスマス・キャロル」「トイ・ストーリー3」「ハンナ・モンタナ/ザ・コンサート3D」。
劇場未公開映画トレイラー=12月17日に公開されるIMAX3D「トロン:レガシー」、ジェームス・キャメロン監督の新作3D「サンクタム」、マレーシアのCGアニメ「WAR OF THE WORLDS :GOLIATH」。
大型映像作品上映とトレイラー=4K実写3D「FURUSATO」、IMAX3Dライブ「U23D」、ドームスクリーン映像「銀河鉄道の夜」(2D)。博物館コンテンツ=「SIGGRAPH2010 Electric Theater」、上海万博出品作、「ANIMATED HISTORY OF POLAND」(ポーランド)、ディスカバリーチャンネル、「ディスカバリーチャンネル アニマルプラネット 3D映像」。個人作品は、森野和馬監督「DAWN」、TOCHKA「STEPS」など。
デジタルキャンプ!代表の渡部健司さんは「今年は『3D実用化元年』と呼ばれ、技術は成熟してきて、製品もたくさん発売されている。一方で、本当に面白い、立体映像として魅力的なコンテンツはまだ少ない。今回は、世界各国の優良なコンテンツを鑑賞できる機会。クリエーターのみならず、機器メーカー、技術者、映画・放送関係者などさまざまな方に見て欲しい」と話す。
会場は横浜ワールドポーターズ5階ワーナー・マイカル・シネマズみなとみらい スクリーン1。開場18時、開演18時30分。定員200人。入場料は前売3,500円、当日4,000円。
パシフィコ横浜(西区みなとみらい1)では、立体映像をはじめとした映像システム・機器・コンテンツを展示する「立体EXPO 2010」が同時開催される(12月8日~10日)。