大岡川周辺で12月17日から冬のライトアップイベント「大岡川アートプロジェクト 光のぷろむなぁど2010」が3日間開催される。
「光のぷろむなぁど」は、地域をアートで元気にする「横浜アートサイト」事業の一環として、アーティストと大岡川周辺の地域住民が共同で企画制作したアートイベント。今年で3回目を迎え、期間中は、大岡川沿いの遊歩道と、今年オープンした蒔田公園 親水広場「ふれあいアクアパーク」(横浜市南区宿町1)を舞台に光のアートを展開し、水と光、人々の交わりの場を創出する。
大岡川の「光の回廊」には、アートディレクターの中村敬さんが手掛けた伊沢和紙を使った行燈(あんどん)80基を設置。蒔田公園には、近隣中学校美術部やキッズクラブなどによる光の作品を展示する。
最終日の19日は、蒔田公園「ふれあいアクアパーク」でメーンイベントとなるキャンドルナイト「咲かせよう、冬の夜桜、光のさくら」を実施。当日は子どもたちが作った約3,000個のキャンドルホルダーのろうそくの火を参加者とともに灯し、南区の花「さくら」を演出する。園内では近隣中学校の吹奏楽部やミュージシャンが「水辺の光コンサート」を行い、温かいドリンクやナポリタンを提供する「ホッとHOTカフェ屋台」も出店する。
大岡川アートプロジェクト実行委員会委員長の杉山孝一さんは「地元住民が主体となり行う地域に根ざしたアートイベントです。『光のぷろむなぁど』から地域のつながりを感じてほしい。今後も蒔田公園に新設された親水広場『ふれあいアクアパーク』を活用して、この地域が大岡川を中心により流域とのつながりを深め、川を通じてさまざまな文化交流ができれば」と話す。
会場は南区の大岡川周辺、蒔田公園「ふれあいアクアパーク」ほか。悪天候の場合、キャンドルナイトは中止、コンサートは市民プラザで開催。大岡川のライトアップ=17時~21時(最終日は20時まで)、19日キャンドルナイト=16時~20時。詳細はホームーページから。12月19日まで。