横浜駅西口で12月18日と23日、「第32回 ユニセフ ハンド・イン・ハンド募金キャンペーン」の募金活動が行われる。
「ハンド・イン・ハンド募金活動」は、ユニセフ(国際連合児童基金)が行っているキャンペーンの一環。世界の子どもたちの幸せと明るい未来を目指して市民が参加できる国際協力活動として、1979年の国際児童年にスタートした。日本では、日本ユニセフ協会が定めたハンド・イン・ハンド募金月間(11月と12月)に合わせ、全国で募金活動が行われている。
18日は、ユニセフの掲げたテーマ「届けたい。すべての子どもたちに ”いのちを守る方法”を」のもと、生活協同組合コープかながわの組合員と職員が街頭(高島屋前広場)で募金への賛同を呼び掛け、集まった募金を日本ユニセフ協会神奈川県支部(港北区)に寄付する。
23日は、日本ユニセフ協会神奈川県支部が、俳優の五大路子さん、金田賢一さん、横浜ベイスターズの新沼慎二選手、石川雄洋選手、安斉雄虎選手ら5人とマスコットキャラクター「ホッシー」「ホッシーナ」「ホッシーゾ」、フォークデュオのダ・カーポのほか、横浜FCの奥寺康彦会長、横浜Fマリノスのマスコット「マリノスケ」などを招いて実施する。
開催時間は18日が11時~12時。23日が12時~15時。
18日に募金活動を行うコープかながわの広報担当者は「1歳に満たない子どもたちが1年に約600万人も亡くなっているのが現状ですが『いのちを守る方法』である予防接種や経口補水塩などの支援を届けることで、より多くの子どもたちを助けることができます。ぜひ募金にご協力ください」と話す。
コープかながわは、「ユニセフ・アジア生協協力基金」(1990年)への募金活動をきっかけに、ユニセフの支援活動を継続して行っている。昨年は、一般募金、ラオスの子どもたちを守る指定募金、CO・OPマークの牛乳の売上げから1リットルにつき1円を寄付する「みるくぼきん」や緊急募金などを実施し、ユニセフへ3,314万円を寄付した。
予防接種や高カロリービスケットなどの募金による物資支援の結果、5歳未満の子供の死亡者数は、年間1,250万人(1990年)から880万人(2008年)に減少しているという。