首都高速道路は12月18日と19日、大黒パーキングエリア(横浜市鶴見区大黒ふ頭15)で環境イベント「エコ・ロマンティックパーキング2010」を開催する。
「相手を思いやる気持ちから始まるエコ活動は恋愛と同じ」という考えのもと、エコ・ドライブを「ロマンティック」に捉えたイベント。「エコ・ドライブ」の普及と理解促進を目的とする。
3年目を迎える今年は、電気自動車の普及促進に取り組む箱根町(足柄下郡)と共同で、エコカーの利用やエコドライブの実践など「移動手段もエコに配慮したレジャー」を提案する「"EVでeco 観光"推進キャンペーン」を実施する。
18日は11時より、箱根町の山口昇士町長と首都高速道路 神奈川管理局 堀中茂局長の出席のもと、オープニングセレモニーを開催。「環境先進観光地」の実現を目指して箱根町が取り組んでいるエコ観光を紹介し、大黒PA急速充電器による箱根町公用車「i-MiEV」への充電デモンストレーションを行う。
会場では首都高速道路の取り組みを紹介するパネル展示のほか、自動車メーカー協力によるエコカーの展示・試乗会、エコドライブ体験を実施。エコドライブ体験コーナーでは、燃費を計測する「燃費マネージャー」(テクトム)を自身の車に装着し、首都高でのエコドライブの効果を体感できる「エコドライブ検定」が行われる。
展示車両は、i-MiEV(三菱)、FIT ハイブリッド(ホンダ)、フーガ ハイブリッド(日産)、プリウス プラグインハイブリッド(トヨタ)、水素自動車のプレマシーICV(マツダ)、アイドリングストップのワゴンR(スズキ)、レガシー(スバル)の全7種。
首都高速道路の広報担当者は「事前申込制のエコカー試乗会、エコドライブ体験は今年もたくさんのお申込みをいただき既に受付終了していますが、会場では『"eco観光"宣言』スタンプがプリントされた『エコロマパスポート』をお渡しします。箱根町の温泉や美術館、レストランなどの提携施設で来年1月30日まで使えるお得な割引パスポートですのでぜひご活用いただければ」と話す。
開催時間は11時~16時。