相鉄グループの相鉄ビルマネジメント(横浜市西区南幸2)が運営する横浜駅西口地下街「ザ・ダイヤモンド」(西区南幸1)は、2月上旬から3月下旬にかけて大規模なリニューアルを図る。
ザ・ダイヤモンドは1964年12月に開業。地下1階、約10,683平方メートルのフロアに148店舗の物販・飲食店を構える。2010年度の年間売上げは284億5千万円。
リニューアルでは、隣接する駅ビル「横浜シァル」(西区南幸1)が3月27日に閉館するのに伴い、若い女性(10代~20代)をターゲットにしたファッションブランドを中心に導入する。改装後は、1,492平方メートルの売場に計23店舗(新規20店舗、既存3店舗改装)が新たにオープンし、店舗数は146店舗に。
新規ブランドは、横浜初出店となるバッグ店「サマンサベガ セレブリティ」をはじめ、レディスアパレルの「Spiral Girl(スパイラルガール)」「rienda(リエンダ)」「EGOIST(エゴイスト)」。そのほか、オリジナルシューズブランド「ESPERANZA(エスペランサ)」、アクセサリー・小物雑貨店「guilty(ギルティ)」、315円の生活雑貨店「3COINS(スリーコインズ)」、アメリカ発のドーナツ専門店「クリスピー・クリーム・ドーナツ」などが出店。新規20店舗のうち13店舗は横浜シァルの入居ブランドだという。
相鉄ホールディングス広報担当の山田浩央さんは、「ザ・ダイヤモンドは従来から積極的な新規店舗の導入を進めていますが、今回は開業以来の大規模なリニューアルになります。若い女性向けの店舗を増やすことでザ・ダイヤモンドも若返りを図り、今後も環境変化やお客様のニーズをとらえた展開を目指します」と話す。
営業時間は物販=10時~21時、飲食=11時~22時。
横浜駅西口の「横浜シァル」と「横浜エクセルホテル東急」はともに3月で営業を終了し、解体後は約195メートルの高層ビルに建て替えられる。2011年に着工し、約8年の工期で2019年度に完成する予定。