クイーンズイースト(横浜市西区みなとみらい2)2階入口前で2月8日~20日まで、屋内位置情報を活用した体験イベントと実証実験「経済産業省G空間プロジェクト クイーンズ探検隊」が開催される。
同イベントは「経済産業省 平成22年度ITとサービスの融合による新市場創出促進事業(地理・空間情報基盤活用サービス実証事業 2次公募)」の受託事業として開催するもの。「G空間プロジェクト」は、3次元データと緯度・経度・高さ・時間などの測位と情報を組み合わせ、サービスの高度化、利便性の向上などをめざす。
主催は財団法人日本情報処理開発協会で、そのほか地理空間の計測やICTサービスの開発などを行っているマピオン(東京都港区)、クウジット(港区)、インディゴ(世田谷区)、国際航業(千代田区)の4社が協力企業として参加する。
期間中は「つぶやき地図体験!~屋内リアルタイムマップ~」(インディゴ、一般参加可能日=2月8日)、「言葉ナビゲーション!~屋内回遊支援サービス~」(国際航業、一般参加可能日=2月8日~11日)、「モバイルAR体験!~GnGでスマートショッピング体験~」(クウジット、一般参加可能日=2月12日~16日)、「携帯位置ゲーム!~屋内携帯スタンプラリー~」(マピオン、一般参可能日=2月17日~20日)の4つの体験イベントと実証実験を開催。
それぞれ、iPadやiPhone、Andoroidを搭載したスマートフォン、携帯電話などを利用し、独自のアプリケーションとWebサービス、同施設内の情報を組み合わせた独自の位置情報サービス利用したイベントのほか、技術展示なども行う。
同協会は、「屋外はGPSでどこでも場所が判るようになり、カーナビやピザの宅配などの位置情報サービスは一般的になったが、屋内で場所が判る環境は極めて少なくサービスも一般的ではない。今回のイベントでは、無線LANで測位できる環境を作って、吹き抜けなどの複雑な空間を持つ商業施設で位置とお店などの情報を結びつけて可能になる新たなサービスの検証とその際の人の行動を把握することを目的としている。最先端の屋内位置情報技術に触れる機会ですので、是非楽しみながら参加してほしい」と話す。
開催時間はいずれも11時~17時。参加無料。