総合小売業を展開する「マイカル」(大阪市中央区)は、横浜駅西口の大型商業施設「横浜ビブレ」(横浜市西区南幸2)を3月5日にリニューアルオープンする。
同施設は1978年10月にスーパーマーケット「横浜ニチイ」としてスタートし、1985年4月にヤング層をメーンターゲットとするファッション専門店「横浜ビブレ」へ業態転換した。今回のリニューアルは、横浜駅周辺の再開発や、みなとみらい地区への商業施設の進出に向けた本格的な改装となる。
横浜ビブレは地下2階・地上9階建て、店舗面積は24,459平方メートル。今回の改装で計149のテナントのうち、新規38ショップを導入、既存の31ショップをリニューアルする。
新規テナントは、メンズフロア5階=オブザネージュスタイル、レディースフロア1~4階=クレアーズ、チュチュアンナ、ミオレミュー、アンジェ ド ブランシュ、ランダ、ストーンマーケット、ジュリアーノジュリフェイズ、ヴァンスなど。
フードコートやHMVが入居していた地下は全面リニューアルする。3月に閉館する横浜駅駅ビル「横浜シァル」内のテナント(ギルフィーストア、アンクルージュ、リップサービスジェネレーション、エスペランサなど)を誘致し、OLやヤングカジュアル層の集客を図る。
横浜ビブレは「今回の改装により横浜地区における新たなファッションや情報の発信基地として生まれ変わり、これからも地域のファッションリーダーとして親しまれる『カジュアルメガストア』の構築を目指してまいります」と話す。
営業時間は11時~21時(物販)。
横浜ビブレはリニューアルの一環として、昨年の7月にビックカメラ(7階)、12月にBOOKOFF(8階)をオープン。HMV国内2号店として1991年4月にオープンした音楽・映像商品の輸入販売店「HMV横浜VIVRE」は1月に閉店している。