日本丸メモリアルパーク(横浜市西区みなとみらい2)で3月6日、雪イベント「『アルプスあづみの公園』から雪がやってくる!in日本丸メモリアルパーク」が開催される。
日本丸メモリアルパーク(帆船日本丸・横浜みなと博物館)は2月18日に、国営アルプスあづみの公園(長野県安曇野市・大町市)、神奈川県立相模原公園(相模原市)と、公園周辺地域の相互交流促進を目的とした交流事業の覚書を交わした。
同事業は、行政の枠を超えた公園としての試みで、さまざまな魅力や役割を広く多面的に発信し、地域の文化や自然を融合することで新たな魅力を創造することがねらい。今年5月に「海と山と丘の公園協議会」の正式な調印式を予定している。
今回は、「海と山と丘の公園交流事業」のプレイベントとして、国営アルプスあづみの公園から、日本丸メモリアルパークへ10トントラック2台分の雪を輸送し、子どもたちが本物の雪と親しめるスペースを設置。雪だるまを作成するキット(型)のレンタルも行い、自由に雪遊びを楽しむことができる。開催時間は10時~15時。雨天中止。
会場には、あづみの公園の人気ゆるキャラクター「草太(そうた)」と「木子(もっこ)」が応援に駆けつけ、あづみの公園のプロモーションを行う。開催時間は10時~/12時~/14時~。各回約30分。
そのほか、アルプスあづみの公園体験教室で、公園内の間伐材を使ったクラフト体験「木のぴかぴかグッズをつくろう」を行い、サマーキャンプやクラフト体験、そば打ちなど、同公園の取り組みをパネルで紹介する。体験教室は10時30分~、13時30分~。各回先着20人(雨天時は会場を室内に移動)。
帆船日本丸記念財団・JTB共同事業体 広報担当の佐野裕美さんは「海と山と丘の公園交流事業のスタートとして、安曇野市から雪のプレゼントが届きます。横浜の都心臨海部で雪に触れられる貴重な機会。恒例のフリーマーケットも開催するので、ぜひ雪遊びのできる服装で遊びに来てください」と話す。
海と山と丘の公園交流事業では、子どもたちの体験交流として、夏以降に日本丸メモリアルパークでの海洋教室、国営アルプスあづみの公園のサマーキャンプを予定している。