横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズ(横浜市西区北幸1)で4月3日、創立100 周年を迎える日本最古のオーケストラ・東京フィルハーモニー交響楽団オーケストラとタイアップしたディナーコンサート「Yokohama Pops 2011」が開催される。
Yokohama Popsは、アメリカのボストン交響楽団が120年以上続けている夏の風物詩イベント「Boston Pops」 をオマージュした企画。同ホテルの赤見雅宣洋食料理長が特別フランス料理を提供し、東京フィルハーモニー交響楽団がクラシックの枠にとらわれないコンサートを披露する。
曲目は「星に願いを」「E.T.のテーマ」「スマイル~ライムライト」「荒野の七人」「追憶」「イマジン~死ぬのは奴らだ」「煙が目にしみる」など。約1時間の演奏を予定しており、神奈川フィルハーモニー管弦楽団・ポップスオーケストラ音楽監督の藤野浩一さんが指揮者・音楽監督を務める。
横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズ 広報担当の大川真実さんは「東京フィル100年の歴史の中でも初めて、国内ホテルでフルオ-ケストラで演奏するディナーショーです。 天井高7メートルの大宴会場のほぼ3分の1を占めるフルオーケストラの臨場感は、クラシックをお好きな方はもちろん、入門編としても十分にお楽しみいただける内容になっています」と話す。
会場は同ホテル5階大宴会場「日輪」。開催時間は昼の部=開場12時15分、食事12時45分~、コンサート13時30分~。夜の部=開場18時、食事18時30分~、コンサート19時15分~。料金はフランス料理、ドリンク、コンサート込みで25,000円、定員300人(昼の部・夜の部とも)。予約・問合せはホームページ、または宴会予約(TEL 045-411-1126)まで。
東京フィルハーモニー交響楽団は1911年創立。シンフォニーオーケストラと劇場オーケストラの両機能を併せもつオーケストラで、約160人のメンバーで構成される。2010年4月にベルリン国立歌劇場やメトロポリタン歌劇場など、世界の楽壇で活躍するダン・エッティンガーさんが第8代常任指揮者に就任。自主公演のほか、新国立劇場などでのオペラ・バレエ演奏、NHKの放送演奏などを行っている。