ポルトガル船籍の客船「プリンセス・ダフネ(PRINCESS DAPHNE)」が3月12日、横浜港大さん橋国際客船ターミナル(横浜市中区海岸通1)に初入港する。
プリンセス・ダフネは、クラシック・インターナショナルが運航する小型外航クルーズ客船。1955年に貨物旅客船「ポートシドニー」として建造され、1974年に客船に改造。2008年に大規模な改装を経て、船名を「プリンセス・ダフネ」に変更した。
広々としたキャビンをもつ古典的な雰囲気の客船で、スイートルーム27室、4つのバー(ネプチューンバー、ピアノバー、クラブルーム、ベランダバー)、ディスコ、プールなどの施設を備える。
総トン数は15,833トン、全長162.37メートル、全幅21.34メートル、乗客定員は479人。ジャパニーズ・ディライツクルーズの一環で、那覇から横浜港に12日の朝8時に着岸し、13日17時に神戸に向けて出航する。
初寄港を記念し、京浜フェリーボート(中区海岸通1)は同客船の入港シーンを楽しむ「お出迎えクルーズ」(12日、約90分)、「観覧クルーズ」(12日・13日、約45分)、出航シーンを見送る「お見送りクルーズ」(13日、約60分)を運行する。
横浜市港湾局賑わい振興課は「3月12日にプリンセス・ダフネ、4月1日にはサン・プリンセスと、この春、横浜には王女さまが相次いで来港します。客船でにぎわう春の横浜港にぜひお立ち寄り下さい」と話す。
※3月11日の東北地方太平洋沖地震の影響で横浜港入港がキャンセルになりました