3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震の影響で、横浜都心臨海部の大型商業施設などで休館や営業時間縮小、節電などの対応が相次いでいる。
東北地方太平洋沖地震から4日目の3月14日、そごう横浜店(横浜市西区高島2)は営業を地下2階の食品フロアのみとし、営業時間も10時~18時と、普段より2時間縮小。横浜高島屋(西区南幸1)でも同日の営業を1階、地下1~2階のみとし、営業時間は10時~18時となっている。
横浜ランドマークプラザ(西区みなとみらい2)やクイーンズスクエア横浜(同)でも店舗を限定しての営業を実施。営業時間に関しても変更の場合があるとし、政府や東京電力からの要請を受けて館内のエスカレーターやエレベーターを一部停止している。ランドマークタワーでも69階の展望フロアスカイガーデンを休業、営業再開日が決定次第ホームページで発表する方針で、ビルのライトアップも当面見合わせる。
そのほか、横浜ワールドポーターズ(中区新港2)はシネマを含む全館を休業、15日以降の営業も現時点では未定と発表し、JR桜木町駅前の大型ショッピングモール「コレットマーレ」(中区桜木町1)や、併設の大型シネコン「横浜ブルク13」、横浜赤レンガ倉庫(中区新港1)も計画停電などを理由に全館休業に。横浜マリンタワー(中区山下町15)も14日は展望フロアと「タワーレストランヨコハマ」を休業とし、夜間のライトアップも節電を理由にしばらくの間見合わせるとしている。
また、首都高速道路は横浜ベイブリッジなどのライトアップを当面の間中止すると発表。遊園地「よこはまコスモワールド」(中区新港2)も、大観覧車「コスモクロック21」を含む全ての営業を中止している。
いずれの施設も、15日以降の営業については未定、もしくは営業時間の変更や縮小の可能性があるという。