Jリーグの横浜F・マリノスの拠点「マリノスタウン」(横浜市西区みなとみらい6)で3月20日、東日本大震災の被災地支援に向けた緊急援助物資の収集・仕分け活動が行われる。
緊急物資の支援を呼びかけているのは、NPO法人ハマトラ・横浜フットボールネットワーク(中区桜木町1)。当日は、市民から寄せられた援助物資を集め、品目ごとに分別と仕分け作業を行う。今回は、同NPOが被災地の現地スタッフと連絡をとりあい、現時点で必要な品目を選定した。
物資集積品目は、乾電池(特に単1)、アルコールウエットティッシュ、電池式携帯充電器、紙オムツ(大人用・子供用)、使い捨てカイロ、生理用品の6種類。支援物資はガソリンの利用を自粛し、電車などの交通手段で被災地へ運び、現地の被災者へ直接手渡される予定。
同NPOは3月11日の地震発生後、被災地への支援に向けたハマトラSNS内に「横浜サポーターに出来ること」と題したコミュニティーを立ち上げた。その後、SNSの日記やtwitter、ブログなどで呼びかけた結果、mixi内で「Jリーグサポーターに出来ること」から「サッカーを愛する人に出来ること」という全国的な動きに広がり、第1弾として今回の支援活動が決定したという。
NPO法人ハマトラ・横浜フットボールネットワーク代表理事の佐々木隆行さんは「市民レベルの活動ですが、既に6,000人以上の賛同者が集まっている。スポーツを愛する人で、被災地支援活動のアクセスポイントを探している人にぜひ集まってほしい。一過性のものではなく継続した支援が必要とされているため、今後もチャリティフットサルなど、被災地の状況に対応した取り組みを行っていく予定です。一人ひとりは無力ではなく、微力も集まれば力になる。まずはみんなでできることをやりましょう」と呼び掛けている。
開催時間は12時~15時(予定)。詳細はホームページで。