中区花咲町の蔵ダイニング「大衆飯酒場 KULA KULA Dining」(横浜市中区花咲町2)は、東日本大震災の被災地支援に向けた「10% for 東北」を実施している。
KULA KULA Diningは築120年の歴史をもつ蔵を改装したダイニングで、和食を中心にした料理とお酒を提供している。
同店は3月11日の地震発生後、3月14日より売上げの10%を被災地への義援金として寄付するアクション「10% for 東北」と節電を開始。現在では、同店の取り組みに近隣店舗が賛同し、散歩する移動本屋「MAMEBOOKS(マメブックス)」、看板犬トラジがいる野毛の美容室 「irodoriya(イロドリヤ)」(中区野毛町4)、多国籍料理を提供する 「APAKABAR(アパカバー)」(神奈川区松本町1)の3店舗が連動して「10% for 東北」を実施している。
MAMEBOOKSは、ヨコハマ発のフリーペーパー「flicker(フリッカー)」代表のミネオさんが運営しており、3月20日はダイニングバー「FAR EAST」(中区太田町2)に出店。26日には、ダイニング「屯茶屋」(中区日ノ出町1)で開催する予定。
KULA KULA Diningオーナーの岡市俊英さんは「お客様からいただく『この場所があってよかった』という言葉に救われる思いです。日々の行いを今まで通りにこなすことで、少しでも自分の周りにポジティブな思いを伝播できればと思う。まずは自分たちの周りから、少しでも安心を与えられる時間を提供したい」と話す。
また、「もし僕たちのActionにご賛同いただけるようなら、『10% for 東北』のロゴをご自由にお使い下さい。転載も大歓迎です」と呼び掛けている。
KULA KULA Diningの営業時間は17時30分~翌1時(営業時間の変更あり)。日曜定休。同店では「10% for 東北」を3月21日まで予定しているが、延長のお知らせなど随時ツイッターやブログで公開していく。ツイッターアカウントは「@ KulaKulaDining」。