地ビールメーカー「サンクトガーレン」(神奈川県厚木市)は、4月1日より東日本大震災にともなう復興支援に向けたチャリティビールを限定販売している。
チャリティビールは、「GOLDEN YELL(ゴールデンエール)」と「AMBER YELL(アンバーエール)」の2種類。すべてのビールを上面発酵製法で製造する同社が、上面発酵製法で造られるビールの総称であるエール(Ale)と声援のエール(Yell)をかけて、被災地へエールを送る。
ゴールデンエール(4.8%)は淡いゴールド色で、使用麦芽はペールエールモルトとクリスタル。オレンジやマスカットを思わせる香りと、穏やかで軽快な苦みを特徴としている。アンバーエール(5.2%)は赤みがかった深みのあるブラウン色で、 使用麦芽はペールエールモルト、ミュニック、クリスタル、チョコレートモルト。高温でローストした香ばしい香りと風味をたのしめる。
内容量はいずれも1本330ミリリットル、価格は420円。販売はサンクトガーレンオンラインショップ。インターネットで各3,000本限定販売し、売上げの40%を被災地への義援金として寄付する。
同じ味わいの通常ビール「GOLDEN Ale(ゴールデンエール)」「AMBER Ale(アンバーエール)」は横浜高島屋(横浜市西区南幸1)で販売しているほか、ビアレストラン「横濱cheers」(神奈川区鶴屋町3)、ビアバー「エルヌビチノ」(中区宮川町1)で提供している(入荷状況による)。
サンクトガーレンの中川美希さんは「1本1本のエールビールが、被災地復興のエールとなるように企画したチャリティービールです。これからも被災地支援に向けて、積極的に出来ることからやっていきたいと考えています」と話している。