FMヨコハマ(横浜市西区みなとみらい2)は4月12日から、IP(Internet Protocol)サイマルラジオ「radiko.jp」の実用化試験配信を開始する。
「radiko.jp」は、都市部を中心とした地上波ラジオの高層ビルなどの影響による難聴取の解消や聴取機会の拡大を目的としたもので、インターネットを通じてパソコンやスマートフォンで雑音の無いラジオ番組を聴取できる。昨年3月に東京地区のラジオ局7社と関西地区の6社が実用化試験配信を先行スタートし、同12月から本配信を行っている。
今年3月には中京地区でも実用化試験配信を開始し、今回はFMヨコハマをはじめとした関東地区の7局と関西地区の5局が新たに参入。10月の本配信開始を目指す。
FMヨコハマ広報部の三角文英さんは「震災を期に改めてラジオの重要性が認識され、リスナーからのメッセージもたくさん頂いています。FMヨコハマを聴く機会が増えることで、横浜の魅力をより多くの人に伝えられれば」と話している。
聴取は放送エリアに準じた神奈川、東京、千葉、埼玉で可能で、4月12日10時からサービス提供を開始。CMを含め、地上波とほぼ同時に配信する。一部配信されない番組もあり。