横浜公園と山下公園で4月15日より、春の風物詩となっている「よこはま花と緑のスプリングフェア2011」が開催される。
同フェアは今年で33回目を迎える緑化活動普及を目的にしたイベント。会期中は横浜公園で「チューリップまつり」、山下公園で「花壇展」をそれぞれ実施し、花と緑に触れるさまざまなイベントを行う。
横浜公園の「チューリップまつり」では、16万本68品種のチューリップを鑑賞することができる。また、園芸展示をはじめ、園芸相談や園芸講座、横浜市立動物園・山手西洋館紹介コーナーが設けられ、花と園芸用品の販売を実施。会場には木工体験のコーナーなども設置する。
山下公園の「花壇展」では、市内造園業者が手がける本格的な21区画の花壇を展示する。また、区画の中から市民投票を実施し、市民賞を決定。ほかにも、「花と緑の園芸店」や「ポプリ作り」、「多肉植物の寄せ植え体験」なども行なわれ、「庭木・庭園何でも相談コーナー」も設置する。4月28日には各花壇コンクールの表彰式(神奈川新聞賞、横浜市長賞、横浜市会議長賞)を開催する。
今年は、「チューリップまつり」と「花壇展」の各会場本部テントに東日本大震災に伴う募金箱を設置する予定。
横浜市緑の協会の緑化推進課の服部淳さんは「チューリップまつりでは、八重咲きや、オウムの羽のような花、百合のような咲き方をするものなどさまざまなチューリップが咲きます。ぜひ注目してみてください。また、花壇展では花壇の枠にとらわれない芸術的な作品が楽しめます」と話す。
開催期間は「チューリップまつり」=4月15日~17日(10時~17時)。「花壇展」=4月15日~5月5日。詳細は「スプリングフェア2011」公式WEBサイトより。