横浜・関内駅近くの吉田町通りと福富西公園(横浜市中区福富町西通2)で4月16日と17日、「第12回 ヨコハマ吉田町通り アート&ジャズフェスティバル」が開催される。
地元ボランティアによる地域活性化を目指す取り組みの一環で、今年は「ステップアップ ヨコハマ吉田町」をテーマに、アート作品の発表展示・即売やワークショップ、ジャズの生演奏を行う。主催はヨコハマ吉田町通りアート&ジャズフェスティバル実行委員会。
恒例のアート作品の展示・即売には50組のアーティストらが出展し、絵画・シルクスクリーン・鉛筆画などさまざまな作品を紹介する。ワークショップでは、「森田ヒロさんと絵を描いて東北に義援金を送ろう」や、包装紙やチラシ・廃材など身近にある材料を利用した「簡単にいすがつくれちゃった!」(仮称)。そのほか、おもちゃのとりかえっこプログラム「かえっこバザール」、路上でインスタレーションを体験できる「インスタレーションって何?」(仮称)などを実施する。
ジャズ演奏では、2日間でプロ・アマチュア含むバンド8組が路上ライブを行う。出演者は渡辺典保グループ、山田拓児グループ、鈴木敏幸グループ、浅川太平トリオ、嘉本信一郎トリオ、ニューオーリンズジャズハウンズ、バッファロー吉川、横浜アマチュアコンボバンド連盟。
期間中は東日本大地震に伴う募金活動を行い、集まった義援金は横浜市を通して被災地に寄付される。
同フェスティバル実行委員会は「吉田町では『文化を育むまちづくり』を目指しており、今年も、より多くのお客様に路上パフォーマンスを楽しんでもらおうと、昨年に続き伊勢佐木町の大道芸フェスティバルと協働開催、みなとみらい地区と同時開催いたします。子どもから参加できる楽しいワークショップも行いますのでぜひご参加いただければ」と話す。
開催時間は11時~17時。雨天中止。会場の様子は横浜市民放送局がUSTREAM中継する。