横浜のオリジナルグッズを展開する「エクスポート」(横浜市中区海岸通4)は、横浜赤レンガ倉庫・創建100周年を祝う「ヨコハマチョコレート 100周年記念ラベル」を販売している。
100周年記念ラベルは、ミルクチョコレートとブラックチョコレートの2種類。
ブラックチョコレートラベルは、赤レンガ倉庫前を臨港線が走っていた1955年頃に撮影されたとされる、SL「C56型機関車」と赤レンガ倉庫の2ショット写真(横浜都市発展記念館所蔵)を利用。ミルクチョコレートラベルには、2002年に文化・商業施設としてリニューアルオープンした横浜赤レンガ倉庫を記念し、グラフィック・アーティストの永井一正さんが制作したグラフィック・アートがプリントされている。
価格はいずれも472円(各150グラム)。2011年度内の販売を予定している。
担当するNDCグラフィックスの田中あづささんは「チョコレートをおいしく食べていただくのと同時に、赤レンガ倉庫の歴史を語るこの貴重なラベルをじっくり目で楽しんでいただきたいと思います。限定バージョンですので、ラベルだけ保存していただくのもオススメです」と話す。
販売はマリンタワーショップ(マリンタワー2階)、赤レンガ デポ(赤レンガ倉庫1号館1階)、エムエムみやげ(MM線みなとみらい駅改札前)、オンラインショップ「メイドインヨコハマ」ほか。
赤レンガ倉庫は1911年に横浜税関の施設として創設された歴史的建造物で、官民共同のリノベーションにより商業・文化施設として2002年4月12日にリニューアルオープンした。年間約500万人が訪れる観光スポットとして親しまれ、今年で創建100周年を迎えた同施設は、国内で初めて国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「ユネスコ文化遺産保全のためのアジア太平洋遺産賞」の優秀賞を受賞。4月12日には、受賞式典が同施設のイベント広場で行われた。