TwitterやUstreamなどのソーシャルメディアを利用し、誰でも自由に受講できる講座を実施してインターネットで放送する「ツブヤ大学」は4月30日、野毛Hana*Hana(横浜市中区花咲町2)で「ManGa講座」と「GaMe講座」を開催する。
ツブヤ大学は、横浜市内に拠点を置くNPO法人ツブヤ・ユニバーシティーによる運営。Twitter上で盛り上がりを見せた架空の区である「粒谷区(ツブヤク)」の活動の一環としてスタートし、昨年9月に独立プロジェクト化。今年1月には横浜市中区に拠点を置く特定非営利活動法人として認可を受けた。
新設される「ManGa講座」は、漫画家のうめさんをコーディネーターに、毎回ゲストを招いてテーマを設けたトークセッションを行う漫画に特化した講座。うめさんは雑誌「コミックバーズ」で2006年から、ゲーム業界を描いた漫画「大東京トイボックス」を連載している。今回は、漫画「アバンチュリエ~新説アルセーヌ・ルパン」を「イブニング」(講談社)に連載している森田崇さんとうめさんのほか、ゲストを招いてトークセッションを行う予定。
また、「GaMe講座」では「ゲームづくりの発想術―ジャマしジャマされ遊ぶのさ」をテーマに、参加型のワークショップを実施。講師は「That’s QT」や「戦国無双」などのゲーム開発に携わった山本貴光さんが務める。
ツブヤ大学統括プロデューサーの望月大作さんは「今年1月にNPO法人となってから初めて横浜でも講座を開催するということで、正直ワクワクしています。内容も『ManGa講座』は今回が新設で、『GaMe講座』もワークショップ形式での開催は今回が初めてなので、自分自身非常に楽しみです」と話す。
「ManGa講座」は13時から、「GaMe講座」は15時から。受講費は2講座で2,000円、どちらか1講座のみの場合は1,500円。詳細はツブヤ大学のホームページから。講座の様子はUstreamで生中継する。
ツブヤ大学では、4月23日に「ふつう学科」をUstreamで配信するほか、25日にはNHKの連続テレビ小説「てっぱん」の脚本を手掛けた今井雅子さんをゲストに迎える「RaKuGo講座」も実施する。