神奈川県立新ホール「神奈川芸術劇場(KAAT)」(横浜市中区山下町281)で、4月29日から5月1日まで、親子で劇場をたのしむ体験型イベント「あそびば」が開催される。
同劇場は、演劇、ミュージカル、ダンスなどの舞台芸術専用の施設として、今年1月11日にオープンした。今回の「あそびば」は、市民レベルでの劇場の認知度向上がねらい。
会期中は、劇場内の小スタジオを「舞台を観る」ひろば、中スタジオを「あそぶ」ひろばとして使い、多彩なプログラムを実施する。小スタジオでは、芝居や朗読劇、音楽、大道芸など3日間で9公演を開催。中スタジオでは、手影絵遊びや影絵人形作り、宝探し新聞紙プール、落書き、素材遊びなどを行う。
開催時間は10時30分~17時。入場料は1日券1,000円(3歳以下無料、一部有料イベントあり)。
神奈川芸術文化財団 広報担当の前島智子さんは「神奈川芸術劇場を受動的な劇場ではなく、参加型のもっと身近な場所として感じてもらえればと、神奈川演劇連盟で『あそびば』を企画した。一日中楽しんでいただけるプログラムを用意しましたので、ぜひ親子で遊びにきてほしい」と話す。
KAATに併設するNHK横浜放送局は、4月29日から5月1日まで、「NHK横浜 会館公開 2011」と題して、キャラクターショーやハイビジョン中継車の公開、NHK気象予報士によるお天気講座、デジタル放送受信相談などを行う。
4月30日は、KAATと神奈川県民ホール(中区山下町3)でイベント「オープンシアター2011」を開催。劇場のロビーやホールを開放し、アクロバットなどのパフォーマンスショーをはじめ、ワークショップやバックステージ・ツアーなどを行う。