横浜の地場産品「横浜スカーフ」などを紹介する「横浜ファッションウィーク」が4月29日から、横浜赤レンガ倉庫(横浜市中区新港1)で開催される。
同イベントは横浜市内のファッション産業の振興、生活文化産業の発展を目指し、手捺染(てなっせん)技術に定評がある「横浜スカーフ」を広くアピールすることを目的に開催されるもので、今回で6回目。動員は1万人を目指す。
5月7日にはゲストを迎えて、日本スカーフ協会特別顧問・和知ヤス子さんによるスカーフアレンジメントショーを実施。アレンジメントやラッピングの方法を紹介する。
また、「横浜スカーフ」の歴史や製品展示、日本スカーフ協会認定講師によるスカーフアレンジ教室、ラッピング教室、スカーフクリップ制作教室、染色体験、ネイル体験、組みひも体験などを開催する。
受付には東日本大震災に伴う募金箱を設置し、収益の一部を義援金に充てる。義援金は、シルクの本場・福島県に寄付する予定。
会場は横浜赤レンガ倉庫1号館1階。開催時間は10時~18時。入場無料。詳細はホームページから。5月8日まで。
横浜ファッションウィーク実行委員会事務局の小原美由紀さんは「この度の東日本大震災により、被災された方々に対し、心よりお見舞い申し上げます。開催を見合わせるべきか考えましたが、活気を取り戻すべく、イベントを行うことに致しました。会場では、母の日のプレゼントにも最適な商品をたくさんご用意させていただきます。皆さまのご来場を心からお待ち申し上げております」と話す。
横浜スカーフは、開港以来生糸や絹製品の輸出を中心に発展してきた横浜が誇る世界的にも評価の高いシルク製品。高度な手捺染技術、ていねいな縫製でプリントの鮮やかさ、柔らかい手触りが特徴。